10月7日8時頃、ポンドが急落しました。
対ポンドドルでは安値を更新し続けております。
(参考:早朝にポンドドルが1000ポイント以上の急落!)
憶測が多々飛び交っているのですが、フランスオランド大統領の発言が引き金となったようです。
英語で出ていたのですが、要約すると、『ソフトランディングは避けられず、英国にとって都合のよい政策を残して離脱というのは避けられないだろう。』というものです。
30年以来の最安値を更新中だったポンドドルがさらに下落。
あまりストップが置かれていないプライスゾーンを駆け巡り、ポンドドルはインターバンクレートによると、1.20も割れて1.18台まで下落した模様です。
ここまでくると各FX会社の最安値は大きな違いが出てきますので、あまり参考になりません。
ただし、ここからポンドを買える材料は見当たりませんし、ある程度の上値まで戻ってから再び戻り売りでしょう。
むしろ、今回の出来事が過熱してくるように思えました。
サポートラインもございませんし、コンピュータが自動で取引してくるならば、どのアルゴリズムも戻り売りで動いてくるのではないでしょうか。
少々底なし沼感が出てきました。
ポンドドルチャート分析をしたいと思います。
ポンドドル週足
1.28を突き抜けて新たなステージへ入りました。
ここ数日間、下落が加速しております。
まず、もしここへ戻ってくるとすれば最初のタッチは大きく売られるはずです。
1.2795あたりでショート待ちは絶好の戻り売りポイントかと思われます。
ただし、その前にもたくさん売られますので、1.27台は売り場かなと思います。
米ドルを買う理由はたくさんあります。しかし、ポンドを買う理由はほとんどありません。ショートカバー狙い以外の戦略は使えないでしょう。
米ドル利上げやリスクオフ相場、どれをとってもポンドドルに対しては売りネタです。当面戻り売りを繰り返せば良い結果が生まれるのではないでしょうか。
今回の件で、昔のユーロスイス相場を思い出してしまいました。
1.30 ⇒ 1.10ぐらいまでダラダラと落ち続けていたのです。
ユーロスイス月足チャート
ポンドドルも、そんなユーロスイスの雰囲気に似ております。
ポンドドル日足
もう少しアクティブに日足トレードのプランを模索してみましょう。
個人的にはひとまず少額1.25から売ってみたいかな、とも思います。そして1.2600手前でもショートでしょうか。
1.26を超えてしまいますと、本日の急落した足を全否定することになりますので、それはちょっと考えづらいところです。
恐らく、直近では1.25~1.26の間あたりで売りが並び始めると思います。
僕は1.30より上のポジションをいくつか保有しておりますので、かなり間が空きましたが、ここらでショートポジションを増やして平均ポジションを1.28より上になるようなポジション構成にしたいと考えております。
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