ドル円がようやく105円に到達しました。
ただ、勢いよく走っていくような様相はありません。
今晩の米国GDP(速報値)待ちでしょう。
今週は世界各国の長期金利の上昇が目立ち始めております。
長年続いた債券相場が終わりを見せるのでしょうか?
債券からキャッシュへ、世界のマネーが動いているように感じます。
ここ最近では、欧州の長期金利、米国の長期金利、いずれもジワジワと上昇し、堅調さが出てきております。
最も目立っていたのがドイツの長期金利です。
ECBの緩和スタンスがどうも変わってきている模様です。
マイナス金利政策が限界にきているのではないでしょうか。
緩和はしたいけれど、金融機関の体力の限界がきていることを露呈しているようにも思えます。
長らく売られていたユーロのポジションを買い戻す時期が来たのかもしれません。
本日はユーロのチャートをアップします。
ユーロドル日足チャート
こちらは日足です。
もう1年以上も1.10前後をウロウロしております。
今回こそ、下値ブレイク!?と思いきや、重要な1.0950を割れてから続きません。
勢いが感じられず、下値をブレイクの値動きを見せるのですが、じりじりと戻し基調です。
今週に入ってからは、少しだけ上昇している状態です。
ぱっと見ると、戻り売りをしたい普通の下落トレンドにも見えますが、週足ではただのレンジ相場ですので、また高値まで戻っていく可能性もあります。
次の長めの陰線でも下値を更新できなければ、それが日足ベースで反転の合図になるでしょう。
1.10、1.11ぐらいまではショートカバーで戻されるかもしれません。
欧州各国の長期国債が売られているので、この大きな流れがユーロ高に影響します。
インパクトは意外と大きいように考えております。
米国GDPが良好でも下値更新できなければ・・・。
今晩の米国GDPが良好な結果に終わっても、1.0850を割れてNYクローズできないようですと、上攻めのターンかと思われます。
1.0950をブレイクすると加速すると思われますので、その際はあっという間に1.10ではないでしょうか。
マイナーですが、ユーロスイスのロングも良いのではないかと、個人的に考え始めております。
・株、FXの新サイト。兼業トレーダーでも1から稼ぐ術を公開!
