先日の日銀には大変驚かされました。
追加緩和内容と思えば、長期金利のコントロールを目標に掲げた政策のみといっても過言ではないようでした。
よって、事実上、国債買い入れの減額をするということで、マネタリーベース80兆円とうったっておりましたが、50~60兆円ぐらいで済むことになります。
これが実は引き締め政策??っと言われている所以です。
日銀が量的緩和を一旦ストップさせたことによって、毎度の金融政策で追加緩和、追加緩和と報道されることはなくなりそうです。
よって、リスクオフ=円買いがより成り立ちやすくなってくるでしょう。
ドル円月足チャート
月足チャートになります。
ここ3ヶ月間はレンジ相場となっています。
移動平均線は、短期が一番下に推移してくるタイミングになってきました。
これから秋相場、リスクオフのネタは多めだと思います。
その都度、日本円が買われるようになるのではないでしょうか。
ダウンサイドリスクはかなり上がっているでしょう。
僕は数週間ベースでのスタンスを目論んで、円買いにシフトしました。
ポジションは、ドル円とポンド円のショートです。
来週はいよいよ大統領選挙前のテレビ討論会です。
トランプ氏とクリントン氏が接戦しているだけに、世界の注目度は非常に高いでしょう。
ポンド円月足チャート
こちらはポンド円の月足チャートです。
ブレグジット後、意外にも大人しく推移を始めており、当時の安値を割っておりません。
英国は非常にリセッションに敏感になっておりますので、徹底的なポンド安政策を進めていきたいと考えているでしょう。
まだ緩和の余地が残っておりますので、米国の金融引き締め政策と比較すると、ポンド円(GBP/JPY)のほうがより売りやすいのではないかと考えております。
いずれにしても、円が非常に買いやすい環境になってきましたので、直ちにというわけではないのですが、ジワジワと下値を切り下げていく展開が予想されます。
今年の第4四半期は、どこかで大きな円買い相場が到来するのではないでしょうか。
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