本日も目まぐるしい為替相場になりました。
日銀が追加緩和を発表し、一旦材料出尽くしという感じでドル円や日経平均が下がりました。が、今のところ下落は限定的です。
それにしても、ETF3.3兆円から6兆円に増額とはかなりすごい規模です。
株式市場では金融株が上昇しており、特に証券会社の株価などの上昇が目立ちます。
マイナス金利導入後に金融株が急落しましたから、その補填措置なのかもしれませんね。
ドル円の下落相場は一旦終止符?
今年は1月からリスクオフ相場に見舞われて、ドル円120円から下落続きでした。
100円の大台も6月24日にブレグジット(英国のEU離脱)で一時割り込みました。
その後は、今月の米国雇用統計後に再び100円付近をタッチしたものの反騰。107.50円まで上昇し、本日の朝方は102.50円前後まで下落と、非常にハイボラテリティです。
そうしたなか週足などを見ていると、そろそろ下落相場が一旦終わるのかな?っと少し感じております。
何故かと申しますと、今年の春先から財務省の為替介入や日銀の追加緩和などの日本当局の動きをテーマに株や為替が右往左往しておりました。
思い起こせば、金融緩和しても効かない、為替介入しても効かない、といったような相場概況もあり、徐々に下値を切り下げていったことを覚えております。
そして本日、ようやく追加緩和を実施しました。
この下落相場は一旦テーマ的には終わりを告げようとしているのではないかと考えております。
バイザファクトの一種なのかもしれませんね。
長らく下落した相場というのは、来た道をある程度戻るというのが相場の常です。
今後はしばらく急落はないと考えて、日足ベースでドル円を拾っていこうかと思いました。
ドル円日足チャート
103円の前半で買ってみました。
日経平均なども個人的にはロングにして様子見したいと思います。
来週以降105円にまで戻っていけば、今度は買い方の攻めのターンに入ります。上昇に勢いがつくでしょう。
市場のオーダーとしては、102.50の下にはストップロスも散見されているようです。
そこをブレイクならば、さらに追加の買いを入れる予定です。
欧州時間かNY時間あたりに急落があったら、そこは拾っていこうと思います。
そして、来週発表予定の政府からの経済対策にも注目です。
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